木 葉 鰈 信

ヘラ鮒釣りの道具に関して

最近ではほとんどがびん沼川(新河岸川方水路も含む)でのヘラブナ釣行で

すがその中での道具に関して思った事を書きます。今年(平成29年度)に

新しく買い揃えた道具は12尺並継ヘラ竿、ヘラバッグAWAZUKE、釣

り台スーパー銀閣スリムの3点です。

① 仕掛けについて

よく使う竿の長さに合わせて9尺、12尺、15尺竿の仕掛けを仕掛け巻に

各竿ごとに2セットずつ作ってあり。これらはよく使うウキのオモリ調整も

済んでいる。ハリスが切れたら交換するだけで済むが大鯉などに道糸ごと切

られたら、または道糸にキズがあり切れる事もある。それがウキの上からだ

とかなりショックである。がその後すぐに気分を切り替え釣りが出来る様に

用意してある。ちなみに道糸の長さは竿尻ピッタリに合わせてある。

② ウキについて

以前、橋下で9尺竿を使用し大物をバラした。その瞬間に反動で道糸が跳ね

上り橋にウキがぶつかり破損。気に入ったウキだったが仕方ない。別のウキ

に交換しオモリ調整を行なった。時間のロスである。その後同じウキを求め

釣具店に行き担当者に破損したウキを見せ聞くともう無いと言う。それで浮

力など似た物を求めた。安価で良さそうなので購入したがまだ在庫も有る。

早速に釣り場で試して見て気に入る。追加でウキを(百舌鳥3号を2本4号

を3本)購入した。使い分けは9尺竿に3号、12尺と15尺竿に4号を使

用していて内訳は自宅に3号と4号を1本ずつストック、釣り場には2本ず

つ持参し内1本ずつは破損した時の予備である。通常使う方には印がしてあ

る。ここ1年間は他のウキに変えずに乗り切った。本来は状況によりウキを

変えるべきなのだが・・・

釣友N氏のヘラ鮒釣りの道具に関しては

浮きの「見やすい目盛」です。しばらく使うと汚れも付き黄色はくすみ出し

ます。そこで浮き用の蛍光塗料(マニュキアタイプ)のレモンイエロ-と黒

つや消しを丁寧に塗ります。リニュアルした浮きの黄色と黒の目盛は見違え

る程の一品になります。

※注 黒のラインを入れるのが難しい方はマスキングテープを御利用

ください。

③ ヘラ竿について

よく使う竿は9尺竿(振出)と12尺竿(並継)で常に握りの手前に竿止め

リングを付けている。それと必ず守っている事は釣り台から席を外す時は仕

掛けを上げておく事(鯉が掛かると一気に竿を持って行くから)事例1:墓

場下で12尺竿のカッツケで竿を握っていず目をそらした瞬間、竿が動き慌

てて竿を止めた。道糸から切れていたが竿とウキは無事だった。それと仕掛

けを上げていてもトイレタイム等で離れる時は注意!ゴミなどが流れて来て

竿先は水面下。それと道糸に比例してハリスの号数を余り上げない。竿を仕

舞う時に竿の継ぎ目が抜けなくなった時は無理せず自宅に持ち帰り穂先と穂

持ちの部分の時は力を入れすぎない用に気を配り注意して外す。竿が太けれ

ば滑らない竿バンド等を巻いて竿と竿を右左逆に回しながら緩めて行くと抜

ける。事例2:私の不注意で12尺竿(振出し)を仕舞う時に穂持部分を折

ってしまい古過ぎて修理不能、シマノ12尺竿(かすみ 4本の並継)を買

う。時代遅れなのか安価なヘラ竿だがこんなに軽くて扱いやすいものなのか

と驚く。竿のすげ口に土などを付けない様に気を付けている。また仕舞う時

にはタオルで竿の表面の汚れや水分を拭きとりながら仕舞っている。

④ ヘラバッグについて

釣り具店に行くとヘラバックが目に付くが結構高い。たまたまヘラバッグが

目に留まる『Awazuke』が安価ですぐ購入。全ての物が一つのカバン

に入ってしまいまだ余裕がある。そして欲しいものが直ぐに取り出せる。肩

にも背負えてとても便利だが少し重い。雨が降り続いた後に土手の坂を下り

て行くときにカバンの重さで足元が滑った。

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⑤ 釣り台について

今まではほぼ平らな場所に使うミニヘラ台と斜面用に使うヘラ台(脚の横に

幾つも穴が空いていて穴に外からネジで止めるタイプ)で双方とも幅28cm

長さ64cmで跨ぐタイプである。後記の釣り台は必ずしもピタッと決まらな

い。釣り台が不安定で座った時にもう一度脚を広げて安定させる。濡れてい

て足が滑る時もあり必ず長靴を使用し釣り台の前脚を余り水につけない。組

み立てにも時間が掛かる。釣友N氏はスーパー銀閣で釣り台に脚を通しワン

タッチで脚の長さを調整し4本の脚がピタッと決まり席が安定している。短

時間で組み立てが容易に出来る。彼の釣り台は幅が50cm、以前は胡坐をか

いていたが今はかけなくなり跨いで座っているとの事。試しに私も跨いで座

って見たが足が短いのかちょっと無理のよう。現場で彼から助言をもらい幅

は40cm、狭いが胡坐もかけるし跨ぐ事もできるタイプのスーパー銀閣スリ

ムに決め購入した。その後も釣友N氏に教わりながら組み立てて見ると確か

に下が凸凹でもワンタッチで調整が出来て簡単である。彼の釣り台の置き方

は前脚は水中のコンクリート斜面のタイルとタイルの間の平らな所に置くの

が滑らない。後脚は水中には着けず陸側に出すとの事で理に適っていて私も

同じにした。その後彼は幅が40cmと狭いと思ったのか釣り台の前にピタ

ッと取り付けられるエサ台を作って来てくれた。このエサ台には手水ボール

やすき間に鉤外し棒がピタリと収まり使い勝手がよくとても気に入っている

。実は私も釣り台の横にある差込み金具にハリガネを曲げて差込み鉤外し棒

を納められる穴を作っては見たが場所がジャマ。彼からはもう一つ。ヘラ台

に跨ぐ時の足置き『 セフティ‐ステップ 』を購入し細工してこの上に板幅

が10cmの板を引き広く足が乗せられる仕組みも教わり作ってみた。キモは

板が外れない様に板の横にL型ヒートンを2個使い向かい合わせにして前脚

を囲む。板が外れて流れて行かないし、後方の板端は陸に着けていて板がほ

ぼ平になって安定している。使用後の釣り台を仕舞う時に釣友N氏に疑問を

一つぶつけてみた。『 前脚は2段になっていて斜面が急な時は長くする事

出来る(接続はボタンで調整する)長くしない時はそのままで脚をひっぱる

と2段脚の先がスッポリ抜けてしまう 』N氏は『 通常のコンクリートの時

は仕舞う時そのまま釣り台ごと引き上げる事が出来るが底が泥地のような時

には止めがないので脚先がスッポリ抜けてしまう可能性があるね。基本的に

は後足は水に付けない。前脚を伸ばさない時は前脚と後脚では長さもほとん

ど変わらない。ビン沼川ではほとんどの所でこの長さで使える。安全の為前

脚と後脚を逆にして使っても問題はないだろう』なるほどで早速、逆にして

使って見ました。下記の写真の様になり問題がなさそう。

⑥ メガネの上から偏光グラス

釣り場・天気・早朝の逆光などでウキの目盛りが見ずらい時などに偏光グス

が必要である。近視に乱視があり眼鏡使用。メガネの上からかぶせられる偏

光グラスがあり便利で使っている。歳のせいか軽い遠視でもある。ハリスを

交換する時などは厄介である。まず偏光グラスは帽子のツバの上に、メガネ

には紐がついてるので下におろすだけ。裸眼でやっとサルカンの穴にハリス

を通す事が出来る。鉤にエサを付け投入。ウキがよく見えない。そこでメガ

ネを掛ける。そしてもう帽子の上の偏光グラスの事を忘れている。そうボケ

が少し始まっているのかな?竿じまいの時にも帽子の上に偏光グラスがある

事をよく忘れる。

⑦ パラソル立てについて

夏場に向かって陽射しが強くなって来たらいよいよパラソルを使用します。

後脚の出ている部分にジョイント(パラソルホルダ-)でつなげれば良いの

かなと思っています。この釣り台ではまだ未経験。上手く行くかどうか楽し

みです。釣友N氏は上手に付けているようです。時期が来たら教えて貰いま

す。釣友N氏に感謝です。

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