魚釣りの魅力とは

 

釣りをして半世紀以上たっているが釣りの魅力とはと自分に問い掛けてみた

くなった。何がそんなに楽しいの?逆に言うとそんなに辛いのにとか寒いの

に何故行くのもありかな。

箇条書きに書いてみると

   子供の頃から生き物を捕まえるのが好きの延長線上に魚釣りがあった。

   釣った魚が新鮮でまた自分で釣った魚だから特に美味しい。また美味しい

魚を選んで釣りに行く。

   釣った魚をさばく、または刺身や煮付け等の料理する喜び。

   釣りに行く前夜は子供の時の遠足と同じで興奮する。

   魚をかけた時の手応えが堪らない。

   釣った時の魚が背鰭や尾鰭がピンと張っていてとても綺麗で大きく見える。

   自分の作った仕掛けや釣り方がピタッとはまって好調に釣れた。

   釣りが上達して人より多く釣れる様になった。家に帰って大漁だと家族に

褒められた。

   餌付けから魚信が有り合わせて魚を掛け捕り込む一連の動作が楽しい。

   大自然の中で釣りをするのが気持ちよくて心地良い。

   船などで釣り談義等をするのが楽しい。自慢話が段々と大ボラになって

行くのが不思議。

   朝早くて眠い。まだ寒いのだが何故か体が釣りに行きたがる?

   1日他の事を忘れて釣りに集中出来る。あっと言う間に時が過ぎて行く。

   釣りは魚との騙し合い、難しくて釣れないほど夢中になるのはなぜ?

 

色々と挙げると切りがないが1つだけと言われたら例えばヘラブナ釣りで餌を

振り込みウキのトップが馴染みモゾモゾしながら少しずつ上って行き、『ツン

』の魚信で合わせる。この一連の動きの時にただウキの動きを見続けている

のみで何も考えていず『ツン』で無意識に合わせている。また渓流釣りでも

各ポイントに仕掛けを入れ目印を追いながら魚信に集中し釣り上がって行く。

当然川の流れる音や蝉の声等一切聞こえてこない。船での鰈釣り、竿先を下げ

て小突き釣り、たまに聞き上げゆっくり戻して行く波で底を切らない様に無

意識に操作しながら小突いている。隣が何をしているか全く目に入らない。

この3つの例で共通する事はほんの一時だが色んな事を全く考えずに無意識

で釣りをしている。それはまるで禅僧が座禅を組んで無の境地にいる様にも

見え他の事を一切考えずに1日があっと言う間に過ぎて行き実に心地良い

 

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