井上地区のホソで乗っ込み間近の真鮒釣り 帰りに牛渡地区で小鮒と遊ぶ
霞ヶ浦や水郷地帯のホソに釣行してかれこれ30年ほどになるが霞ヶ浦の
ホソの乗っ込み鮒は霞ヶ浦本湖との水門が開かないと魚が入って来ず釣れ
ない。通常 真鮒は川や湖などの最深部のオダ場などで冬を越し春先にな
って産卵のため川の浅場へ浅場へと乗っ込んで来る。ちょうどその頃が田
植えの時期と重なり水門を開け水を引くとホソに真鮒も入って来る。時期
的には4月になってからが本番かな。数年前からここ井上地区のホソに通
っていますが一昨年は3月11日昨年は2月24日に出かけ抱卵した真鮒
がままあまあの釣果だった。理由はここのホソの水が冬場枯ずに残ってお
り水深もある為ここで年を越す鮒がいるようだ。今年は2月28日に釣行
したが気温が下ったのか坊主。そして春分の日の3月20日に再挑戦した
。天気も上々で7時前に到着し水かさはまあまあで、柵のある場所(ここ
が一番水深がある)で釣り台をセットし川幅2mもない所を中央に向かっ
て斜めに9尺の竿を出しヘラウキ仕掛けで餌は上鉤にグルテン四季、下鉤
に凄グルを付け水深1m50cmの底釣りで7時半から釣り始めるがうん
ともすんともいわない。まめに手返し良く餌を振り込んで行くが時間だけ
が過ぎて行く。試しに赤虫を付けて見るもウキは静止している。今度はタ
ナを切ったり深くしたりして様子を見てみるも同じ。エサを軟らかくした
り小さくしたりもするももやもやの魚信も無い。もう打つ手がない。11
時半に竿をたたむ。帰りがけにかすみがうら市牛渡地区のホソで5尺の竿
を出し午後1時から1時間半ほど小鮒やクチボソと遊びました。この場所
の釣果は小鮒5cm~11cm9匹クチボソ16匹でした。ウキが大きく動く
時はクチボソで小さな魚信でシモリウキがゆっくり動いて行くのが真鮒。
過去のデーターを参考にして見ると平成26年も2月13日(雪)3月1
8日と坊主を食らっているがこの年も4月5月はいつもの年と同じように
数、型共に良い釣果を出している。霞ヶ浦の阿見町や美浦村のホソ、与田
浦水系等の水郷地帯のホソも同様の結果が出ています。それと田植え後に
農薬を使うのか真鮒の食いが一時落ちる時期があります。乗っ込みの時期
ではたく前の食いが立った時期にピタリと会えばこれは実に楽しい釣りが
出来ますが中々上手く会わない。また6月になってからはたく魚もいます
。今後の釣行日は4月から5月の連休にかけて焦らず日並の良い日を選んで
釣行したいと思っています。
APCとして投稿し ㈱週刊つりニュース 3月31日号に掲載
今回の記事を持ってAPCを終了です
今日3月29日もこりずに井上地区のホソに釣行しまたが結果は同じでし
た。地元の顔見知りの人にも話を聞くとその方も同様に釣れなかったそう
です。それと今年も冬場のホソの水は枯れなかったそうです。理由は解ら
ないのですが今年は魚がいないと思います。田植えの為に本湖からの水門
を開け水を入れるのは4月15日だそうです。釣れるのはそれ以降になり
そうですですね。