鶴見潮見橋・新明丸からテンヤのスミイカ釣りが好調
待ちに待った伝統あるテンヤを使ったスミイカ釣りがいよいよ始まった。出
だし好調の様で10月5日(水)東京湾鶴見潮見橋の本誌協定・新明丸に釣
行した。大型台風18号が接近中のためか、釣り人4人を乗せ7時30分に
新明慶樹船長操舵のもと出船。従兄弟の林大地さんが仲乗りとして乗船して
いる。当日は中潮で午後1時頃に干潮、風は東北東から東南東に変わるが少
人数の為、席はそれほどと。右舷胴の間トモよりに入る。今日はSさん御夫
婦が両ドモに左舷ミヨシにIさん、仲乗りの林さんが左舷胴の間へと入る。
中の瀬に到着し活きシャコを付けたテンヤを凪の海へ投入。開始早々に右舷
トモのS夫人がイカを乗せる。左舷側は写真撮影の為、林さんに『乗ったら
知らせて』とお願いしていた。ミヨシでSさんが乗せ、林さんも乗せた。そ
の後もS夫人はスピニングリールで遠投しトントンと本命を乗せて行く。そ
れも良型ばかりで一人舞台。左舷トモのご主人は『いつも妻の方が釣るんだ
』と謙虚な発言。私にも来るがコロッケサイズ、自問自答しながらシャクリ
続けると『ズシッ』その後、軽くなり道糸の高切れ、その後またも高切れで
道糸がササクレだっている。(普段の点検と手入れが悪い)10mほど切る。
10時を過ぎた頃には全員の2度目の写真撮りが終わり、ほっとし私は4杯
、他の人もかなり釣っている。『一度試してみたい』と思っていた小型電動
リールをセットし冬場の深場釣りを想定した釣りを始める。左舷トモ側でど
うもスピニングリールのシュシュシュと巻く音が頻繁になる。そうSさんの
ご主人の入れ乗りが続いている様子。右舷側は大人しい。午後1時頃で6杯
目ここで慶樹船長に様子を聞くと『潮は余り流れていないがポツポツと皆が
釣っている。全員がつ抜けするのは凄いんじゃない。Mさん7杯?あと少し
だから頑張って』他は全員つ抜けしていて電動リールで遊んでいる場合では
ない。船長に許可を取り右舷ミヨシ側へ移動。潮止まりなので遠投し丁寧に
シャクり続ける。2杯乗せた後左舷ミヨシSさんが綺麗な真鯛を釣る。撮影
後(午後1時50分)竿を取ってシャクると『ズシッ』でかい。軽く投げて
竿下でまた乗る。10杯達成でホットする。潮が聞き始めたのか丁寧なシャ
クリで乗り続ける。それもコロッケサイズは混じらず全て良型ばかり。午後
3時沖上り、私は14杯(最後の10分でチップ3回) 本日の釣果はSさ
んのご主人18杯で竿頭、奥様17杯、Iさん17杯仲乗りの林さん16杯
、私は14杯でスソながら後半の入れ乗りで大満足、スミイカは面白い。船
長に前触れがほとんどなかった話をすると『シャクッた後にゆっくり下ろし
て行き底にはわせるが糸ふけを出し過ぎない。また糸を張り過ぎても行けな
い。ゼロテンションにすると前触れが出る。ミヨシのSさんにアドバイスす
るとほとんど前触れを取って確りとあわせ数を伸ばして行ったよ』なるほど
ゼロテンション。次回に役立てよう。今年のスミイカ、出だし好調、型も良
い。今後は分からないがこれだけ数が出れば楽しみである。また仲乗りの林
大地さん動きがきびきびとしてさわやかな青年。これからが楽しみである。
帰宅後スミイカを刺身や炒め物にして食しましたが絶品でした。本日の釣果
、コロッケサイズ~500g 14~18杯でした。
テンヤスミイカ攻略の解説も一緒にAPCとして投稿し㈱週刊つりニュース
10月28日号に掲載
スミイカの噛み跡について
スミイカのシャコへの噛み跡は直径1cmほどの筒状に穴があく。頭部が確り
していればそのまま使う。サバフグはシャコをズタズタにするのでエサのシャ
コを交換する。