鶴見潮見橋・新明丸からテンヤのスミイカ釣り

鶴見潮見橋・新明丸からテンヤのスミイカ釣り

 

待ちに待った伝統あるテンヤのスミイカ釣りがいよいよ始まった。出だし好

調の様で１０月２７日（火）東京湾鶴見潮見橋の本誌協定・新明丸に釣行。

７時３０分に４名の釣り人を乗せ、新明慶樹船長操舵のもと出船。新明利勝

船長の長男・新明隼利（はやと）さんが中乗りとして乗船している。当日は

大潮で１０時半頃に干潮、風は南西で潮が満ちて来たらトモ有利と私は右舷

トモに入る。中の瀬に到着し活きシャコを付けたテンヤを凪の海へ投入。自

分のシャクリを自問自答しながら心わくわくシャクリ続ける。開始早々に右

舷ミヨシのＭさんがスミイカを乗せる。左舷ミヨシでもエギで本命が乗った

様子。まもなく風が吹き出し波も高くなる。その後もＭさんがポツポツとイ

カを乗せている。気が付くと中乗りの隼利さんも左舷胴の間でシャープに竿

をシャクっていて１杯乗せていた。潮も変わりトモ有利と思い丁寧にシャク

っているとズシッとした手応えでやっと本命が来る。この感触がたまらない

。その後のシャクリでチップ１回と定番のサバフグで昼を迎える。午後１時

頃に２杯目が来る。この頃左舷トモのＴさんも乗せた。風波が相当強いが慶

樹船長も次々と新場所へ移動してくれている。良い釣り座に入っているので

『シャクリ千回』の言葉通り根気よくシャクッていると２時過ぎから乗り続

け３時の納竿までに４杯追加し合計６杯になった。終盤にスミイカ釣りの面

白さを味わえた。船中の釣果はスミイカ１５０ｇ～４００ｇを１～１０杯で

竿頭は世田谷区のＭさんでした。この日狙ったのは中の瀬で水深は１５ｍ～

２０ｍ、水温２１度。慶樹船長は木枯らし１号が吹いた後の昨日今日と不調

、イカが散っちゃったみたい。それでも今年も平年並みに好調で一潮ごとに

イカが大きくなって行き今後楽しみ。と話していた。

帰宅後、スミイカを刺身や炒め物にして食しまたが柔らかくて絶品でした。

APCとして投稿し　㈱週刊つりニュース　11月 20日号に掲載