鶴見潮見橋・新明丸からテンヤのスミイカ釣り

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10月に入ると待ちに待ったスミイカ釣りが始まるが今年はシャコの入荷が遅

れたのか1027日(月)からの開幕となり、私は114日(火)本誌協定

、潮見鶴見橋・新明丸に釣行し新明利勝船長に挨拶。操舵は新明慶樹船長で

定刻の730分出港。左舷4名右舷は中乗りさんで潮は中潮で上げ潮、風は

北風でミヨシ優位と分かっていたが私は何故か左舷トモに入ってしまう。穏

かな予報だったが波は高く風も強い。中の瀬から釣り始めるも釣りずらい。早

々に右舷で乗せると左舷ミヨシ2番のYさんが続く、写真を撮らせてもらう

。次はミヨシのNKさん、マゴチ専門でこの釣り初挑戦の胴の間のNさんも

乗せるYさんが一歩リードで乗せて行く。此処の所の釣果が今一と聞いてい

たが出だしは好調で型も思ったよりも大きい。だが、肝心の私には10時を過

ぎてもイカが乗らない。海保周りに移動し昼近くになって、風向きも東より

に変わったのかやっと私にも乗った。『ズシッ』と乗った手応えが堪らない。

トップのYさんはすでにイカ4杯と真タコを乗せている。するとミヨシのN

Kさんに大物の魚が掛かり、船長が素早く玉網でアシスト、釣り上げたのは

50cm23kgはありそうなトラフグ。波も静かになりシャクリがスムーズ

に出来る様になりイカの気配でチップが続きやっと1杯追加出来たが私には

その後音沙汰が無くなった。今日の釣果は200g450g 17杯で竿頭はY

さん、その他の外道にYさんが赤目フグ、NKさんが太刀魚を釣った。水深

1520mサバフグが掛かりまだ水温が高そうだった。終了が近ずくと皆が

スカリに入ったイカを海に入れて墨を洗い流すその後NKさんは甲羅を取り

水管近くの墨袋だけをキレイに取り除く手際の良さが素晴らしかった。しか

し以前にこの方法を教わった私は上手く行かず自宅の台所が墨だらけになり

妻のひんしゅくを買った。最近はイカを凍らせ必要な分だけ半解凍して、解

けない内に墨袋や周りの墨を素早く取り除く方法にしている。伝統あるテン

ヤのスミイカ釣りはシャクッた後の『ズシッ』と乗った感じが味わえ楽しく

、波高の揺れで立ったり座ったり、疲れた1日でもあった。次回は日並みの

良い穏かな日にひと回り大きくなったイカに再度挑戦したい。

 

APCとして投稿し ㈱週刊つりニュース 1121日号に掲載

スミイカ
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