鶴見潮見橋・新明丸からテンヤのスミイカ釣り

《今年の竿納め》

鶴見潮見橋・新明丸からテンヤのスミイカ釣り

 

伝統あるテンヤのスミイカ釣りで12月1日（日）本誌協定新明丸に釣行。日

曜日なので混むと思い何時もより早出したが四角は確りと埋まっていた。今

日は大潮、9時25分干潮で上げに向かう。風は北風、潮先はミヨシよりだろ

うと左舷ミヨシ2番に入る。7時30分釣り客12名を乗せて新明利勝船長操舵

で出港。右舷7名左舷5名でミヨシよりに常連さんがそろっているのに驚く

。右舷ミヨシTさん、2番手Kさん、3番手Fさん、左舷ミヨシYさん、Kさん

は以前に釣り方を教わった方、Fさんはタコ釣りでもよく一緒でお世話に

なっている。釣り場までFさんと楽しく釣り談義、今回はスピニングリール

のハンドルが工場出荷から左にセットされているとの興味深い話を聞く。

釣り場の木更津沖から釣り開始、皆おもいおもいにテンヤを投げシャクって

いるが中々イカが乗らない。何度かの移動があり、やがて右舷ミヨシ1番に

スミイカ、2番にも来る。また1番にと釣れ始まる。潮が上げ潮に変わり、左

舷ミヨシのYさんにスミイカが乗る。隣の私にはシャクれどイカが乗らない。

遠くへ投げたり下でシャクッたりするもイカの気配もない。Yさんはポツポ

ツと乗せている。腕の差が出て来る。それでも何度かシャクッているとテン

ヤを抑え込む様なファファの魚信、しっかりと合わせて『ズシッ』これが堪

らない。前回よりもひと回り大きい400g級だ。嬉しい。その後も張りきっ

てシャクルも何も乗らない。Yさんはすでに6杯でトップ、今日は全体的に

パッとしない。午後になり、ようやく船全体で乗りが上向く。特にKさん絶

好調の様、私も便乗してポツポツとイカが乗り始めた。Yさん、この時は一

休みだったがまた乗せ始めた。2時半までで私は6杯。船長から沖上がりの時

間を30分延長するとの嬉しい残業報告があった。帰港が満潮とぶつかる為、

橋の下がくぐれないので。3時半終了。今日の釣果は200g～540g　0～15杯

オデコの方は昼前に竿を仕舞った方。　竿頭はやはりYさんで15杯、次頭は

Kさんで11杯、右舷胴の間で紅一点の女性は7杯と立派な成績。私は8杯で

した。船長に話を聞くと水深は16～19mで午前中の潮が変わってからの２時

間は潮の流れが遅れて今ひとつだったが午後は潮が流れ順調で数を伸ばせた

。私には『ミヨシのベテランが投げてイカを拾い釣りしている時に同じ様に

投げていた。こんな時はなぜチョイ投げして、船下を重点的に攻めないのか

？潮先２番手なのに』との鋭い指摘を受ける。反省しながら頭の引き出しに

しっかりと入れた。帰宅後、スミイカは美味しく頂きました。

 

APCとして投稿し　㈱週刊つりニュース　12月13日号に掲載