鶴見潮見橋・新明丸から
《開幕》テンヤのスミイカ釣り
まだかまだかと待ちに待った伝統あるテンヤのスミイカ釣りが始まった。台
風24号が接近中だがまだ大丈夫と思い10月8日(火)本誌協定 鶴見潮見
橋の新明丸に釣行。7時30分11名の釣り人を乗せ新明利勝船長操舵のもと
出船と行きたかったが今日は大潮より潮位がある中潮で7時満潮、橋の下が
くぐれない。潮位が下がるのを待って出船、風は南風でミヨシが有利のはず
と私は左舷ミヨシに。常連のSさんは右舷ミヨシにNさんは右舷オオドモに
入る。最初は中の瀬(水深14m~18m)から開始するも中々乗らないで時が
過ぎて行く。やっと私に1杯目が来る。シャクッた後のズシッと乗った感じ
がたまらない。その後もシャクリ続けるも乗りが悪く第2海保南東側に移動
する。水深は8m~20m ここではボチボチと乗り始めるが乗りが渋い。船
の周りに魚のナブラが立ち右へ左へ移動して行く。心が和むひと時である。
その内に浮いたゴミが多く見られ、潮目だなとシャクる手に力が入るも乗り
がない。昼前に様子を見て廻ると右舷胴の間で5杯、後は2杯、1杯、まだ
型見ずと言ったあんばいでオオドモのNさんも不調の様子。この時点で私は
3杯と良い方、午後から上げ潮に変わる。風は南でトモが潮先になるが席に
関係なく全体的に乗りが活発になり右舷ミヨシのSさんはスミイカを乗せた
後良型の雷烏賊を連釣する。隣のエギングで狙っている方も好調にスミイカ
を乗せている。聞くとエギを小さくしたら乗る様になったとの事。私は2杯
追加した後乗らなくなった。波風も強くなって来た。午後2時15分わたし
は諦めてスカリを海に入れて墨洗いに入る。今まで色々と工夫してシャク
ッたが乗らなかったがここに来てズシッ、スカリは海の中、釣ったスミイカ
を活き絞め(目と目の間にハサミで鋭く刺す)色が変わり桶の中へ。今度は
イカを洗いクーラーに仕舞う。その後竿をたたまずシャクり続けて2杯追加
。計8杯本日の釣果10名で160g~350g 3~11杯 竿頭オオドモNさんと
右舷胴の間氏も11杯、右舷ミヨシSさん9杯(雷を入れて11杯)隣エギン
グ氏7杯 イカ初心者も3杯でオデコなし、午前中は厳しかったが午後も後
半に活性が上り船全体が盛り上がった。新明利勝船長に話を聞くとまだ始ま
ったばかりだが例年と同じく出だし好調との事。皆さんもシャコを使った伝
統あるテンヤのスミイカ釣りにトライしてみませんか
APCとして投稿し ㈱週刊つりニュース 10月25日号に掲載