37.霞ケ浦水系・与田浦水系、ホソの真鮒釣り

1988年頃~2012年現在進行形

 

何かの釣り雑誌の特集記事か真鮒釣り、霞ケ浦水系の場所を見て廻った事がある。その帰り道、霞ケ浦に沿って走る国道125号線から阿見町島津地区付近のホソで釣り人が30㎝の鯉を釣り上げたのを目撃。最初は大室地区の鳥居の側のホソで竹馬の友と小鮒を50匹ほど釣る。これは面白いと次回から家族を連れて阿見町島津付近で竿を出すも妻と娘は釣りに飽き散歩、息子と私は釣りに夢中。それからは単独で釣り場を捜し歩く。小場所の美浦村間野地区も私のマル秘ポイントでいつも時期が来ると良く釣れた。また佐原の水郷地帯にも足を運び釣りまくる。特に与田浦水系に沿って荒川新堀や横堀のホソと動き回る。釣期は双方とも3月後半、4月、5月の乗っ込みにぶつかると尺物の真鮒が釣れ、秋口も良い。その後は父と息子と私の3人での釣行が多くなり毎年釣り続ける。息子が学生の頃になると腕も上がり3人の釣り比べとなる。息子は若さか足で稼ぎ次々とポイントを誘って行く。好ポイントに入ると良型も釣って来る。私は良型の良く釣れるマル秘場所を歩きながら狙う。双方とも赤虫餌。父は歳のせいか赤虫が苦手でキジで鉤も大きく、此処と決めた場所に狙いを定め2本竿でじっくりと攻める。釣果はいつもキャリアと反比例してしまうが父にとっては子と孫の3人で一緒に釣りが出来る事に喜びを感じていて、とても幸せなひとときだったと思う。息子が就職、転勤となり、乗っ込みの時期等は父と私の2人だけの釣行、私の単独釣行も多くなる。その時はバスと真鮒の2本立てで朝一はバス、その後ホソの真鮒釣りと言う具合で釣行。前頁のバス釣りがここで合流します。例えば朝は土浦の新川でバス狙い、阿見町舟子地区のホソで真鮒、江戸崎の小野川支流でバス、与田浦でバス、荒川新堀のホソで真鮒釣りといった具合で試し釣り釣行。またこんな例もある。与田浦水系のホソで真鮒釣り、鹿島港『清栄丸』で夜イカ釣り、船宿に泊り朝には与田浦水系のホソで昨日の赤虫を使って真鮒釣りをして午前中、早めに帰宅といった強行軍も平気でこなす釣りキチでした。1つ気がかりな事が起っている様に思います。まず真鮒が7、8年前から少なくなったようだ。気のせいかな、ではブラックバスは、ブルーギルは?両方とも多くなった気はしない。むしろ少なくなった気がする。そこでただ1種類、勢力を伸ばしているのではないかと気になる魚がいる。『チャネルキャットフィッシュ』(通称:アメリカナマズ)です。気晴らし写真集に小中大と3枚載せました。ここ3年以内に釣れたものです。環境省の外来生物法で特定外来生物にブラックバス、ブルーギル、そしてチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)も含まれております。この魚は食用として仕入れた魚で残念ながら逃げられて増えてしまったらしい。食べたらおいしい魚らしい。間違って釣れた時に、最初の背ビレと胸ヒレのトゲに注意してください。ここにきてホソの真鮒釣りでは私自身がマンネリ化している。今後は新場所を探しながら釣りをしていきたいと思います。

 

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