40.初めてのイカ釣り

回顧録編

 

1990年頃に浦安の吉久から初めてムギイカ釣りに出かけた。水深も70m~90mほどと記憶している。竿は50号トップの竿に100号錘、11cmのプラ角5本のブランコ仕掛けリールはカウンター付きの手巻きリールで、イカ角投入器は借りる。釣り場到着までの間釣り談義と言うよりも釣り方、シャクリ方、イカの乗った感じ等教わる。釣れるイカはムギイカにマルイカが混じるとの事。到着後釣り開始の合図が出て我先にと投入で慌ただしい。その後『上げて』で手巻きで糸を巻き上げる。船が移動し始める。急いで仕掛けを取り込む。手巻きなので急いで取り込まないと間に合わない。のんびりしていると船がはしってしまう。その内にムギイカやマルイカが釣れてくる。最終的には教えてもらったベテラン19杯を抜いてムギイカにマルイカ混じりで20杯おまけにヤリイカ1杯追加の合計21杯、上出来の釣果でした。3種類のイカの刺身を皿別に分けてテーブルに出すと。子供達が美味い美味いと言いながら夢中で食べ始まった。最初にマルイカ、次にヤリイカの皿が無くなり、ムギイカの皿は刺身が半分ほど残り、御馳走さまになった。子供は正直だなと感じた。

 

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