4.私の魚釣りの原点と父の存在

1956年頃からの話

【少年編】 

 

私の初めての魚釣りはハゼ釣りだと思う(1956年)。小学校に上がる前だったと思う。中通しのハゼ竿にゴカイをつけ脈釣りでブルブルの魚信で竿を跳ね上げ釣れた魚は後に飛んで行き、そこまで行って鉤を外す。の釣りだったと思います。その後も釣りよりは殿様バッタや殿様ガエルの方が良くヘラブナ釣りの父のそばでカエル捕りに夢中で川に落ち後ろから父がワシズカミ、ずぶ濡れで草原にズボンやパンツを干しながらフルチンで殿様ガエル捕り再開。父と一緒に荒川江北橋付近の湿地帯で弁慶ガニやザリガニを沢山捕った思い出も記憶に残っている。他にも記憶だと川口市から荒川へ合流する新芝川やその近くの池へ小鮒や泥鰌などの雑魚釣りにも良く行きとても楽しかった。このような釣りが続いていましたが、11歳(小5)の時に父からヘラブナ釣りを教えるからとの宣言があった。当時、私に落着きがなくチョコチョコしていたからかもしれない。

 

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