かすみがうら市牛渡地区のホソの真鮒釣り

今季初めての真鮒釣り、前日PCの衛星写真で新場所選び、土浦市から国道354号でかすみがうら市と大橋を渡って玉造町を散策、拡大するとホソの有無まで判る。目に止ったのが『かすみがうら市水族館』歩崎公園内で住所はかすみがうら市坂910‐1、近くにホソもあり、この付近に決定。翌日4月16日(火)まず何時も行く美浦村舟子地区で赤虫、野釣りグルテンを用意し真鮒釣り1時間で5匹釣るも流れが速くなり減水、上記の水族館へ移動。入館料310円を払い中へ、小じんまりした水族館だがこだわりを感じる。私は日本の淡水魚に興味が有り期待で胸わくわく。外国の珍しい魚、両生類、爬虫類なども飼育している。まず小さくて可愛らしい『だんごうお』、精悍な顔の『イトウ』『タツノトシゴ』や『ザリガニ』は何種類もいて、館長に聞くと私の好きな『タナゴ』は12種類飼育との事、以前に釣った事の有る『カネヒラ』もその中にいた。また私が一番の楽しみは四万十川河口などの汽水域に生息する『アカメ』写真撮影の許可を貰ってシャッターを押すもパイプの陰で小さな魚体、上手に写らないが薄暗い中に赤く鋭い眼光がキラリ。1時間ほどかけジックリと鑑賞しその後館長からいろいろな話を聞きながら3点ほど教えてもらった①真タナゴと小鮒の見分け方、・・タナゴの方が鱗が小さい②水槽に大鯉、草魚、青魚といるが青魚の特徴は・・③アメリカナマズ(チャネル・キャット・フィッシュ)にはトゲがあると聞くが何処に有り、毒は?・・で毒はないが背ビレの1番目のヒレと胸ビレの1番目のヒレの先が尖っていてモリなどの様にカエシが有り刺さると中々抜けないし痛い。十分気をつける事。釣りの話でもう1点はホソの中に白鳥がいたらその場所は好ポインで魚が豊富にいる証拠。お話はとても為になった。見学後は大きな駐車場に車を置いたまま土浦方面に向かって霞ケ浦の横にあるホソで竿を出し少し探り歩くも魚信なく、牛渡地区の一の瀬川に掛る有河ふれあい橋まで車で移動、土浦方面へ戻る形でホソを探り歩くと牛渡第一機場の隣で少し水深(80cm)が有り好ポイントと腰を据えじっくりと攻める。近くにも釣り人が座って小鮒を好調に上げている。赤虫からグルテンに変え手返し良打ち込むと強い魚信で竿を持って行かれバラシ鯉の様、直に25cmの痩せた真鮒でリリース、次も同リースその後は抱卵の20cm、15cmの真鮒と続くその後どうもヘラブナ風が続けて釣れる。ハイペースの入れ食いが続く。その後魚信が少し落ちたが未だ釣れる気もするが納竿した。1時間程度の釣りで10cm~23cm18匹と満足。まだ他にも良い場所が沢山ありそう。今後に期待。それと最近ではブラックバスやブルーギルに替ってアメリカナマズがやたら増えています。ホソでも釣れる機会が増えてきます。トゲには十分気をつけてください。またこちらの方に来られた方は折角ですから『かすみがうら市水族館』やお城の建物の『郷土資料館』に立ち寄られたら如何でしょうか。

4月16日牛渡地区10cm~23cm18匹
4月16日牛渡地区10cm~23cm18匹

APCとして投稿し ㈱週刊つりニュース5月10日号に掲載