伊勢町・海勇丸から真子鰈ねらい

3月7日(木)海も穏やかで伊勢町・海勇丸で藤野忠宏店主に挨拶、鰈の様子を聞くと、釣れていない。ここ2年良くない、薄いとの事。ここでは毎年良型の型を見ているが去シーズン初めて坊主を食らった。今年は何とか薄くても型を見たいと10馬力の船外機ボートを借りノリヒビ周りの真子鰈狙いで出船した。海が穏やかなので最初の1時間だけ少し沖へ出て水深25m~30m付近でシャコをつけたテンヤで墨烏賊を狙ってみた。少しずつ場所を変えながら竿をシャクッてみるが乗らず諦めて本命の真子鰈を狙い沖目のノリヒビ周りに錨を入れ新鮮な青イソメの房掛けで、釣り開始、竿は投げ2本船下へ2本セットしその内の1本は小突き釣り、たまに他の竿も手前に聞いて来る、誘って魚信を見るの繰り返し。それと餌のチェック、1枚でも釣れれば其処で粘るのだけれども、餌取りもなく気配すらない。いつもはヒトデやナマコ、イイダコがかかったり餌取りも多く、赤目フグ等も釣れる。カレイの釣れる場所として底が平らでなく鬼ヒトデの様な茶色で堅いヒトデやガラがかかる場所を好場所の目安にしているがあんばいが悪い。たまに移動する。時合いは潮止りの前後が良いで狙っているが今日は何の反応もなく。他のボートに様子を聞くも魚信なし。このまま行くとなんにも釣れない坊主になりそうで危機感を感じ取りあえず海の静かな内になんとか魚を釣ろうとまた沖へ向かう。鱚鉤仕掛けに青イソメを3cm~4cmをつけ水深25m付近を小突きながら流すと15cmの鱚、魚信の多い場所を探しながら流すも魚信が単発でピン鱚だったり20cm級、小さな魚信で聞き合わせたら『ゴンゴン』と強い引きで抜き上げた体長25cmの鱚。その後も時間ばかりかかるので鱚5匹で打ち切り、元に戻ってカレイ狙いで粘ってみたが午後1時過ぎ、風が強くなったので沖上がり。店主に話を聞くと例年漁師の網に大、中、小と入るが今年は大きいのがいても中や小さいのがいない。今後が心配との事。鯵やイシモチは釣れている様。昨年の秋口は鯛が好調だった模様今後の真子鰈の復調を祈る。