那珂湊・第2つれたか丸からマコガレイ釣り

小突いて誘う攻めの釣りが楽しい

2013年那珂湊・第2つれたか丸からマコガレイ釣り小突いて誘う攻めの釣りが楽しい以前トキオの『鉄腕ダッシュ』で長瀬さんが船長で浜にある古船を船大工と一緒に修理し大海原へ最後は大間で鮪を釣る番組があった。ユニークな船名で『つれたか丸』茨城に同名の船宿があると聞き丁度私の好きな真子鰈釣りだったので乗船、釣果もそこそこに満足、船長の第一印象は怖そう話して観ると独特の茨城弁で実に気さくで面倒見が良い、その後も真子鰈やタコで釣行。今回鰈釣りは始めてと言う釣友のHさんを誘い2月12日(火)釣行、左舷に席を取ると船長から『船影になって寒いよ、向こう側がお日様が当たって暖かいっぺョ』で右舷へ、たっぷりの青イソメが配られ『今の時期は食いが浅いので長さは3cmと短くし房掛けがいいよ』との指示も出る。今回、岩イソメを持参し青イソメの上に1cmほど付ける。臭いが真子鰈に有効との考え?我々2名を乗せ伊藤義勇船長操舵で6時出港、日の出とともに釣り開始となる。今日は中潮で潮は澄み波1.5m北風3m水深は32m水温13.2度との船長報告、海はややウネリが有りとにかく寒い。Hさんは市販のハリス60cm2本鉤の仕掛けで早々に石ガレイを釣った。私にも釣れ好調な出だしだ真子鰈や石ガレイとムシガレイの一家等釣れ続く。Hさんが今一なのでハリ120cm三本鉤にガン玉を付けた私の仕掛けを渡し簡単に釣り方をレクチャーする。『波による船の上下動でオモリが浮かない様に竿を調整しながら底をソフトに小突く。竿先にプルプルや違和感な動きが伝わる。ゆっくり聞き上げてくとコツコツやクンクン等の小さな魚信で、ちょっと止め気味にし魚信が大きくなるのを確認しながら聞き合せる。手応えを感じる。竿を立てた状態からリールを巻きながら竿を戻して行き、取り込む。その後Hさんも順調にカレイを釣り上げているが教えもしないのに聞き上げている途中で止めたりして魚の魚信を待っている姿は実にどうにいっている。今度は根がかりの様で糸は巻ける。船長から『どんどん巻いて、タコだタコ』玉網へ。その後も十分な手応えで36cmのアイナメゲット。私の方は小フグや巻上げ中に食った鯖、十分な手応えでネコザメ、ついでに赤メバルと釣れた。後半は海も穏かになり、好調にカレイが釣れ続け正午に納竿。本日の釣果はHさん36cmの真子鰈を筆頭にカレイ12尾、私は27cm~38cm真子鰈11尾石ガレイ10尾、ムシガレイ5尾マガレイ1尾計27尾と数が伸び上出来の釣果だったが欲を言えばもう少し型が良ければ、40cmオーバーの真子鰈が欲しかった。一本竿で小突いて誘う攻めのカレイ釣りは実に面白いです。

 

APCとして投稿し ㈱週刊つりニュース3月1日号に掲載 

真子鰈12尾、イシ、ムシ、マガレイ他
真子鰈12尾、イシ、ムシ、マガレイ他